化粧品が突然使えなくなった!?
次はどんな化粧品にしようかと迷った挙句、これならと思い試してみると、初めのうちは調子がよいのに、すぐまた合わなくなり、コスメジプシーに陥ります。
そこで皮膚科を訪ねて、「酒さ」と診断されることが多いようです。
ステロイド剤で一時的に治まっても、すぐにぶり返し、しだいに慢性化していきます。
さらにすすむと、薬の副作用で酒さ様皮膚炎を発症します。
炎症がひどくて仕事もできなくなり、外出したり人前にでるのも恥ずかしく、家に閉じこもって、うつ症状になっている人もいます。顔は女性にとっていわば命。
「もうどうしていいか分からない」「毎日ふとんに入ると泣いていた」といった述懐が、その深刻さを表しています。この悪循環から抜け出す方法はあるのでしょうか。
まず原因に目を向けること、悪化要因を退けること、食生活を見直すこと、天然成分で保湿することです。
酒さの症状と酒さ様皮膚炎
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酒さの初期症状は、鼻の脇や頬やおでこ、あごなどが赤くなり、ほてりやブツブツした小さなニキビのようなものができます。
30代から50代の女性に幅広くみられる症状です。
お酒を飲んだような赤ら顔になることから、酒さと名づけられたようです。肌はカリカリに乾燥し、石けんや化粧水が沁みてヒリヒリ痛み、保湿もままならなくなります。敏感肌でこのような症状になったら、まず酒さを疑ってみる必要があります。
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酒さはステロイドやプロトピックを塗ると一旦収まりますが、すぐにぶり返すため薬が手放せなくなります。使用が長びくと、副作用で酒さ様皮膚炎を発症します。
症状は酒さに似ていますが、ステロイドを塗った部分だけ毛細血管がひろがり、赤みやほてり、痒みが生じます。酒さが完治したわけではないので、ほとんどは合併症です。
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ステロイド剤は2週間以上使ってはいけないことになっていますが、やめると厳しいリバウンド症状に見舞われるため、つい依存しがちです。
病院を変えると新たなステロイドが処方されるので長期使用になります。
乾燥がつらくて化粧水をつけると、ヒリヒリと痛み、どうしていいか分からなくなります。
酒さの原因と治療の現状
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酒さは難治性の皮膚疾患とされ、原因は医学的に不明とされています。
ダニの一種、遺伝的要因、皮膚表面の免疫異常などの説があります。
このため酒さと診断されても、皮膚科では定まった治療法がなく、手さぐり状態です。
病院を変えても薬の処方が少し変わるくらいで、一進一退を繰り返して完治しません。
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ステロイドや免疫抑制剤は、とりあえず炎症を抑えこむ対処療法です。
ステロイドは次第に効きが悪くなる性質があり、強さが5段階あって、だんだん強い薬が処方されます。
すると毛細血管が拡張して赤みが増し、皮膚が薄くなっていきます。
リバウンドが厳しいので、やめたくてもなかなかやめられないので、酒さ様皮膚炎になったら脱ステロイドするしかありません。
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酒さになると皮膚科では保湿を止められることが多いようです。
何もつけない肌断食でバリア機能の回復を待つのです。
市販の保湿剤をつけると悪化要因になるためだと思われます。
乾燥がきびしいのに保湿ができないのは辛いものです。
そんなとき、唯一刺激なく保湿できるのが天然成分100%のオーガニック化粧品です。
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皮膚科で処方される薬には、プロトピック、テトラサイクリン、ヒブラマイシン、経口のメトロニダゾール、イソトレチノインなどがあり、アボコード軟膏(ロコイド軟膏)、バルデス、レダコートといった薬があります。
葛根紅花湯などの漢方薬が併用されることもあります。
ひとまず免疫力を抑えて炎症を鎮める対処療法です。
皮膚科で調合するヒルドイドローションなどの保湿剤が処方されることもあります。
しかし化学成分であることに変わりなく、皮ふが刺激され、必ずしもよい結果は得られません。
プロペト(白色ワセリン)は比較的安全ですが、長期使用すると皮脂分泌機能が阻害されるといわれています。
化粧品を原因と考える理由
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酒さは、現代の生活環境や生活習慣と深くかかわっています。
昔はなかった病気だからです。
実証的に化粧品の立場からみると、原因の一つは明らかに化粧品の成分です。
顔に集中しており、化粧品に含まれる合成成分が影響していると考えられます。
化粧かぶれで、ピリピリしてなにもつけられない肌でも、
天然成分100%のぷろろ化粧品なら、
ほぼ例外なく刺激がなく保湿が可能だからです。
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ケミカル化粧品は有効成分を浸透させるために、浸透剤を使ってバリア機能をこわしています。
バリア機能がこわれると、水分が蒸発して乾燥しやすくなり、外からはアレルギー物質が侵入します。
これをカバーするために、ケミカル化粧品は肌の表面に合成ポリマーで薄いビニールの膜をつくります。
ビニールの膜に覆われた肌は、つややかに潤ってみえても、その下の素肌は皮脂分泌が正常にできず、インナードライになります。
合成成分は体内で分解できないため、微量ずつでも体内の臓器に蓄積します。
それが活性酸素を発生し、肌や臓器の細胞を傷つけ、さまざまな病気の原因になります。
除草剤や殺虫剤はわざわざ活性酸素を発生させて植物や虫の生命を奪っています。
そもそも合成成分には毒性があり、厚労省は配合基準を定めて規制しています。
このためすぐに発症することはありません。
しかし女性が敏感肌になるのは、社会に出てお化粧するようになって10年以上たったころです。
この間に合成成分が肌のタンパク質を徐々に溶かして薄くなり、水分を蓄える能力が衰えたのだと考えられます。
それが酒さの初期症状となり、赤みやブツブツができ、化膿したり膿疱が口の周りや頬へとひろがります。
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健康な肌には、表面に無数の表皮常菌が棲んでいて、高級クリームの皮脂膜をつくり、肌の表面を弱酸性に保ってアルカリ好みの悪玉菌の増殖を防いでいます。
この常在菌が元気であることが、肌の健康のバロメーターですが、常在菌はアルコールや合成成分にもとても弱く、ケミカル成分でそぎ落とされたり殺傷されると肌荒れが生じ、化粧品に依存せざるを得ない肌になります。
そこにはもはや常在菌は棲めなくなっています。
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ケミカル化粧品は、実験室で数カ月程度の安全性テストが行われたのち、市場に出ていきます。
ところが消費者はその化粧品を10年、20年と使いつづけることになります。
つまり長期の安全性に保証がなく、女性の顔で人体実験が行われているのと同じです。
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合成成分の毒は、肌から毛細血管に入り、全身をめぐって臓器に蓄積します。
これを経皮毒と呼んでいます。
合成成分は脂溶性のものが多く、脂肪分の多い子宮や乳房、脳などに蓄積されやすいとされ、子宮がんや乳がんとの関連が囁かれています。
出産やストレスや疲労などによる、免疫力の低下が契機になり発症すると考えられます。
合成成分が羊水を汚染すると、生まれてくる赤ちゃんに影響があらわれます。
肌は「もうやめて!」「付けないで!」と泣いているのです。
注意したい合成成分
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ケミカル成分が化粧品に使われるようになったのは、石油化学が急速に発達した1960年代以降のこと。
肌トラブルが急増しはじめた時期に重なります。
当時、黒皮病という皮膚が黒くなる病気が多発し、訴訟問題に発展しました。
合成成分が肌トラブルに深く関係している生きた証拠です。
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なぜ毒性のある合成成分が化粧品に使われるのでしょうか
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それはメーカーにとってとても好都合だからです。
植物は育てるのに数カ月も半年もかかりますが、合成成分は工場で安価に大量生産できてしまいます。
しかも消費者うけのよい商品がつくれます。
即効的に見た目がきれいになり、安価なら消費者はよろこんで購入します。
たとえ微量の毒が含まれていても、気づかないからです。
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化粧品に使われる合成成分には、乳化剤や浸透剤としての界面活性剤、合成ポリマー、防腐剤、整肌剤などがあります。
つけ心地がよく肌が艶やかにみえても、素肌そのものを健康にしているわけではありません。
それを毎日落とすクレンジング剤には、台所洗剤と同じ合成界面活性剤が使われています。
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合成界面活性剤は、本来なじまない水と油を混ぜ合わせてしまう性質をもっています。
油汚れが水で洗い流せるのはそのためです。
ところが水と油が何層にも重なってできている肌の細胞間脂質は、水も油も侵入させない構造になっているのに、浸透剤としての合成界面活性剤が、この構造を溶かして破壊するのです。
肌のタンパク質は溶かされてしだいにうすくなり、毛細血管が赤く透けて見えるようになります。
薄くなった肌は、化粧品を変えたくらいで容易に元には戻りません。
酒さの赤みがなかなか消えないのはそのためです。
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合成界面活性剤はいまや数千種類もあり、基本的に似た性質のものがたくさんあります。
規制された規定量で十分な効果が得られないときは、似た成分をいくつか重複して配合します。
それは規制の網の目をすり抜けて、当然ながら肌に大きな負担をかけます。
しかし 一般の消費者は全成分表を見て良し悪しを判断する力がありません。
一つだけ知っておいてほしいのは、カタカナ+アルファベット+数字が組み合わさった、成分名が無味乾燥で何のイメージも浮かばないものは、ほぼ例外なく合成成分だけだということです。
肌を変えるのはコマーシャルに非ず
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女性雑誌やTVの化粧品のコマーシャルには、人気タレントや美しい女優さんが登場し、魅力いっぱいの表情と言葉で商品をアピールしています。
映像や言葉でイメージさえつくれば、爆売れも可能なのが化粧品だといわれています。
独自開発の新成分がたちまちシミを消し、しわがなくなり、透明感が増すといわれると、つい手が伸びてしまうのも人情かもしれません。
しかしCMを作る人が、その商品の中身を熟知して忠実に伝えているわけではありません。
コマーシャルの謳い文句がどんなに魅力的で素晴らしくても、それが成分の安全性に一致している保証はないのです。
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肌に作用するのはイメージではなく、あくまで成分です。
しかし多くの消費者は、成分をみないで雰囲気やイメージ、商品の外装、容器のデザインで何となく購入を決めています。
魔法の言葉に惑わされず、成分をしっかり見極める知識と冷静さが必要といえそうです。
バリア機能とターンオーバー
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どんなに時代が変化し、美容技術が進歩しても、肌の構造や機能が変わることはありません。
したがって化粧品選びは、肌の構造に照らして、何がどこにどう働くのか、つねに基本に即して考える必要があります。
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皮ふは大きく分けて、皮下組織、真皮、表皮とからなり、このうち酒さに影響するのは外側の表皮です。
表皮の表皮細胞は、基底層で生まれて分裂しながら、1ヵ月ほどかけて有棘層、顆粒層、角質層へと押し上げられ、最後はアカになって剥がれ落ち、使命を終えます。
一貫して外に向かって排出されており、この繰り返しがターンオーバーと呼ばれます。
ところが化粧品はこの摂理に反して、美容成分を肌の奥に押し込もうとすることです。
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表皮のうち、バリア機能を担う最表面の角質層はわずか0.02mmほどのごく薄い組織ですが、極めて精巧で強靭にできています。
バリア機能とは、肌の中に有害物質や細菌が侵入しないようにするための障壁です。
お風呂やプールに浸かっても水膨れにならないのは、このバリア機能が阻止するからです。
ところが化粧品は、ヒアルロン酸などの成分を肌の奥へ送り込むために、この大事なバリア機能を壊してしまうのです。
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バリア機能は3つの要素から構成されています。
第一は常在菌がつくりだす皮脂膜、第二は水分をつなぎとめる天然保湿因子(MNF)、第三はと水と油が交互に重なりあっている角質細胞間脂質です。
バリア機能は、外からアレルギー物質の侵入を阻止し、肌の水分の蒸発を防ぐ関所なので、この関所がしっかりしていれば、外敵は侵入できず、肌トラブルが生じることはありません。
このバリア機能が壊されることに問題があるのです。
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しかしオーガニック化粧品は薬ではありません。
あくまで化粧品であり、肌の表面で皮脂膜を補い、肌の機能を守ろうとするものです。
オーガニックに変えたとたんに、10年も20年もかけて薄くなった肌が、魔法のようにすぐ元に戻ることはありません。
ターンオーバーを正常に促し、本来の肌の機能がよく働くように、自然治癒力を助けるものです。
指にケガをしたとき、一晩寝たら治っていてほしいと願っても、それは叶わぬ夢です。
細菌が侵入しないように清潔にして、包帯の下に新しい皮ふができるのを待つように、肌が修復するのは自然治癒力によります。
そのための好ましい環境をつくるのが、天然成分のスキンケアです。
オーガニック化粧品と自然派化粧品の現状
オーガニック化粧品の90%に
乳化剤や防腐剤、浸透剤などの
合成成分が使われています。
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多くの消費者は、無添加化粧品、オーガニック化粧品と聞くと、すべて安全な商品と思いこみがちです。
ところが実際は、その90%に乳化剤や防腐剤、浸透剤などの合成成分が使われています。
オーガニック化粧品や自然派化粧品には基準がなく、品質はピンからキリまであります。
無添加という言葉は、旧厚生省がアレルギー性があると指定していた102種類の成分を使っていないという意味であることが多く、それ以外にもアレルギーを引き起こす合成成分はたくさんできています。普通の丈夫な肌であれば、すぐに問題は起きないにしても、酒さなどのトラブル肌では、敏感に反応があらわれます。
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オーガニック主体の原料であっても、そこに合成成分を加えると、本来の働きが大きく損なわれます。
農薬や化学肥料を使うと土中の微生物が死滅して、野菜の味に深みやひろがりが失われるように、人の肌では常在菌が死滅しすると菌バランスが崩れて、肌トラブルが引き起こされます。
オーガニック化粧品が十分に効果を発揮するには、合成成分をどこまで減らせるかにかかっています。
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また注意が必要なのは、最近は植物からも合成成分がつくれてしまうことです。
「植物系原料使用」とうたえば、消費者は安心しますが、植物が原料であっても、合成成分であることに変わりありません。化学処理された自然界にない成分は、やはり肌にとって負荷になります。
オーガニックと信じて使っていたら肌荒れを起こしたという場合は、これらに当てはまるケースかもしれません。
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オーガニック化粧品と自然派化粧品の現状
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農産品には法律によるオーガニック認定基準がありますが、化粧品にはまだ基準がありません。
このためケミカル化粧品に植物エキスをほんの少しだけ加えて、オーガニック化粧品や自然派化粧品と謳うこともできてしまいます。
基準がないので違法とはいえないのですが、消費者は惑わされてしまいます。
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これを解決するために、オーガニック品質を第三者機関が認証する制度があります。
アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアなどに十団体ほどあり、一定の基準に合格すると、オーガニック品質であることを認証してもらえます。
合格した商品には、認証マークが表示でき、消費者は安心して選べるようになります。
よく知られる機関に、フランスのエコサート、ドイツのBDIHなどがあります。
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各認証機関は、それぞれ合成成分を究極まで減らすことを目標にしていますが、技術上や流通面の問題から、団体によって基準が異なっています。
天然成分だけで化粧品を作ることは難しいからです。
防腐や乳化を何によって行うか、どの成分をどこまで許容してよいかといった議論があります。
多くの機関では、95%以上がオーガニック原料を使用していることを要求しながら、残りの5%までは合成成分の使用を許容しています。
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しかし1%未満でさえアレルギーを起こす成分がある中で、5%という数値は大きく、敏感肌では炎症につながりかねません。
そこで化粧品専門の世界的な統一基準をめざすことになり、2010年に「コスモス」という団体が、5つの認証機関によって発足しました。
コスモスは、許容する合成成分を少数に制限していますが、その中に日本の旧厚生省がアレルギー性を認めていた成分が含まれているなど、不安な部分があります。
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植物性の合成成分は許容するも、石油系の合成成分は一切認めない機関に、アメリカのUSDAオーガニック、ドイツのデメターがあります。
オーストラリアの「ACO」もこのグループでしたが、コスモスのメンバーに加わったことでコスモス基準に転換しています。
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これに対して、植物を含む一切の
合成成分を認めないのは、
日本オーガニックコスメ協会(JOCA)だけです。
世界一厳しい基準で、天然成分100%を貫徹しています。
日本オーガニックコスメ協会(JOCA)の基準
基本原料について
「JOCA推奨品」に使われる、基本的な原料は、自然界で循環することが出来、
自然界のバランスを壊すことがないものであることです。
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石油と石油由来合成成分を使っていないこと。
資源的に有限であり、かつ自然界にない合成成分のもととなった石油を使っていない原料であること。
(また石油を使わないもうひとつの理由として温暖化防止への配慮もある)。
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植物、粘土、鉱石類のように、自然界の中で生まれ、循環することができ、自然のバランスを壊す懸念のない原料であること。
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人為的な化学的操作によって、もともとの自然の組成を変化させることで新たに作られた、自然界にない成分は「使用不可」とする。
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石鹸のように、長年にわたって使われてきて、環境や肌に対して、無害であることがわかっている原料であること。
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使用する植物については、認証取得の有無を問わず、実際に農薬や化学肥料を使わずに栽培されたものであることが望ましい。
あるいは野生植物を使用した原料であること。
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植物由来であっても、本来の構造が高温高圧によって分解され、再合成されることによって、出来上がったものが自然界にない合成成分であるものは、「使用不可」とする。
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完成品が、天然成分100%で製造されていること。
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乳化方法について合成界面活性剤を使わずに天然成分で実現していること。
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洗浄成分について合成界面活性剤を使わずに天然成分で実現していること。
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防腐および保存性を高める方法について、合成防腐剤成分を使わずに天然成分で実現していること。
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植物エキスの抽出、加工、漂白などにおいて、合成溶剤を使っていないこと。
※植物エキスの抽出溶剤は、「水、発酵醸造エタノール、植物油、グリセリン」など、天然成分の溶剤を使うことが条件になります。
いっぽうで石油の合成成分(BG)などの溶剤の使用は認めていません。
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植物エキスにキャリーオーバー成分が含まれていないこと、ただしキャリーオーバー成分が、天然成分である場合は、「使用可」とする。
※天然成分について
ここでは天然成分という言葉は、化粧品に使うことのできる安心安全な天然成分に限って使われています。
そのため、あらかじめ人体に対して毒性があるもの(トリカブトなど)は含まれていません。
また天然成分という意味は、植物原料から作られているということではなく、
自然界にある本来の分子構造が化学処理などによって壊されていないものを指しています。
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脊椎動物を殺傷しなければ得られない原料ではないこと。
例)鯨油、馬油、鶏のトサカから得られるヒアルロン酸、サメから得られるスクワレンなど。
※ただし殺傷しなくても得られる羊毛由来のラノリンなどは、動物愛護の精神を尊ぶEUの基準に準じて使用可としています。
製造方法について
「JOCA推奨品」基準は、基本原料が天然成分であることに加えて、
その製造方法及び製造過程においても合成成分を使わないことを求めています。
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JOCA推奨品は、製造過程において、工場内で使用する器材が合成成分に汚染されていないことを求めます。
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工場内の環境が、揮発性の合成溶剤などによって、汚染されていないことを条件としています。
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製造工場から外部に合成成分を排出するなど、環境に負担をかけない製造法を求めています。
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完成品の殺菌消毒として、放射線などを使わないこと。
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出来る限り、容器やパッケージが環境にとって負担とならないものを使用すること。
世界に誇れるオーガニック最先進国 日本
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日本はいまや、天然成分だけで製造可能な技術を確立し、世界に誇れるオーガニック最先進国になっています。
ただそれは、オーガニックメーカーの中の10%ほどにすぎず、まだまだ希少な存在です。
ケミカル化粧品を含む化粧品市場全体でみると、わずか1%ほどに過ぎません。
それを消費者が見つけだすのは、宝探しにも等しい作業といえるかもしれません。
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ぷろろ化粧品は、日本オーガニックコスメ協会の天然成分100%の認定を得た、JOCAマーク商品です。
防腐はローズマリーなどのハーブで行い、浸透は水分の粒子が小さい白樺樹液を使うことでクリアし、酒さの敏感な肌にも対応しています。
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世界に誇れるオーガニック最先進国 日本
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肌は乾燥を防いで保湿さえできれば、ある程度のバリア機能がはたらきます。
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酒さ・酒さ様皮膚炎の肌では、天然成分100%のスキンケアをとりいれ、食事を改善し、自然治癒力を促すことで、改善に導くことができます。
天然成分100%であれば、刺激なく保湿ができ、
一定のバリア機能を働かせることができるからです。
それにはまず、肌を刺激する合成成分を含む化粧品の使用を中止します。つぎに天然成分でのスキンケアで肌環境を整え、バリア機能の回復をはかります。肌は治ろうと努力しているので、合成成分をつけることは、その努力に逆行します。
保湿してバリア機能を働かせ、ターンオーバーを整え、自然治癒力が働くようにすれば、肌が自力で治っていきます。
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自然治癒力を効果的に働くようにするのが、天然成分100%のオーガニック化粧品です。
ぷろろ化粧品によるスキンケア
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白樺石けんで、ゴシゴシ擦らないように、指の腹でやさしく洗います。
石けんをぬるま湯でよく泡立て、その泡を押し付けるようにして洗い、両手で水をすくってかけ流します。白樺石けんは究極まで刺激を取り除いています。
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ぷろろの化粧水は、すべての敏感肌に対応しています。
種類は肌質に合わせて、次のように選びます。
ローズマリー
保湿成分が多く含まれるので、エアコンなど乾燥しやすい環境で過ごす肌に。
ローズヒップ
殺菌作用があるビタミンCが豊富なので、ニキビや吹き出物が多い肌に。
からすうり
肌を修復する作用があるので、肌荒れが酷い場合に。
白樺アレルギーがある場合は、消炎作用のあるアロエのチカラが適します。
肌が弱っている場合は、赤ちゃんのはだすいから始め、肌力の回復を待ちます。
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水分の蒸発を防ぐためのフタをする役目です。
豆粒ほどの量を指先でとり、手のひらでよく伸ばして押し付けします。
みつろうクリーム
クリームに化粧水を1滴混ぜて練ると保湿がよくなります。
みつろうクリームの主成分は、人の皮脂に多く含まれるワックスエステル(ロウ成分)なので酸化しにくく、紫外線による油焼けがありません。
乾燥して水分が足りないと感じるときは、化粧水のあとに白樺美容液を部分付けします。
絹成分のセリシンが水分をつなぎ留めます。
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酒さ・酒さ様皮膚炎の完治には、短かくて1、2ヵ月、長ければ数か月から年単位の時間がかかることもあります。
合成成分を使い続けた期間が長いほど、薄くなった肌は戻りが遅く、デトックスに時間がかかります。
しかしバリア機能の回復をはかるという方針を堅持して、根気強くケアをすることで、肌は必ずもとの元気を取り戻します。
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もしローズマリーやローズヒップなどの西洋ハーブに刺激を感じる場合は、消炎作用のあるアロエのチカラか、和製ハーブのからすうりを、または肌の力が弱っているときは「赤ちゃん用セット」を使います。
外からのスキンケアに加えて、白樺ドリンクを飲用すれば、体内から効果を高めることができます。
白樺樹液は、表皮細胞の分化を促す作用により、ターンオーバーを整え、活性酸素を除去し、肌の内側から保湿します。
肌に必要な各種アミノ酸、亜鉛などの微量ミネラル、ポリフェノールなどが多く含まれ、肌の酸化を防ぎます。
天然成分にケミカル成分を混用しないで下さい
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天然成分にケミカル成分を混用しないことが重要です。
合成成分が入ったクリームや乳液を併用すると、オーガニックの効果が減殺されます。
市販の洗顔料やクレンジング、保湿剤には合成界面活性剤や防腐剤などが、ごく普通に使われており、バリア機能の回復を阻げます。
酒さ・酒さ様皮膚炎は難病なので
克服にはそれなりの覚悟が必要です。
スキンケアであれこれ迷ってしまうと、
振り出しに戻ってしまいます。
継続は力なりです。
腸内環境と免疫力
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免疫力の70%は腸に集中しており、腸内環境の良し悪しは肌に直結します。
腸には食物といっしょに、有害物質、細菌やウィルスなどが送り込まれ、腸はたえず外敵にさらされています。これを適切に処理するのが腸管免疫だからです。
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腸内には、重さにして1kgもの腸内細菌が生息し、善玉菌2、悪玉菌1、日和見菌7の割合でバランスしています。
しかしこのバランスが崩れると、日和見菌は優勢な方に味方し、悪玉菌が勢いを増すと有害物質を作りだします。
臭いおならの元や猛毒性ガスを発生し、肌荒れや口臭の原因になるだけでなく、大腸がんや潰瘍性大腸炎などの発症にもつながります。
腸内環境が改善され、腸管免疫が元気であれば、皮ふの抵抗力は強まります。
腸は体内で最大の免疫器官といわれる所以です。
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腸の調子を整えるには、乳酸菌やビフィズス菌、発酵食品、食物繊維を多く摂ることです。
代表的なものに、ヨーグルト、チーズ、納豆、漬物や味噌などがあり、善玉菌をふやします。
食物繊維はさつまいも、生野菜やきのこ、海藻類に多く含まれ、腸内細菌のエサになります。
肉類の過剰摂取は腸内環境を悪化させるので、取り過ぎないことです。
タンパク源では魚や大豆製品を多めにとります。
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酒さの改善に寄与するものに「糖鎖」があります。
メディアでも注目され、「名医とつながる!たけしの家庭の医学」でも取り上げられました。
一個の細胞の周りには10万個もの糖鎖が産毛のように存在し、遺伝子情報に照らして免疫細胞に働きかけ、栄養を判別・吸収したり、細菌やウィルスを撃退して抗体をつくるなど、体の修復機能に働きかけます。
この糖鎖が現代人は不足していて、本来の4割ほどしか存在しないといわれています。
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白樺樹液には、糖鎖を構成する栄養素も多く存在し、飲用が効果的です。
バランスよく補給するサプリメントも販売されています。
外からスキンケアすると同時に、体内から糖鎖を補給することで酒さの改善が早まります。
避けるべき食品と摂取すべき食品
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体はいうまでもなく食べ物によってつくられています。
食事の良し悪しが酒さに影響することは間違いありません。
まず憎悪要因とされる食材を避けることが重要です。つぎに、腸内環境を整える食物繊維、発酵食品や非加熱食品の摂取量を、食事全体の半分以上摂るようにします。
抗酸化作用のある短鎖脂肪酸やオメガ3脂肪酸(EPA、DHA、αリノレン酸)を意識して摂ることも大事です。
避けるべき食品
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酒さの憎悪要因となる食材は、刺激が強く辛い食物、赤ワインやビールなどのアルコール類、紅茶、緑茶などのカフェイン飲料があります。
血管拡張作用があり、症状の悪化に働きます。
ナイアシンを摂りすぎると、体内のヒスタミンが血中に放出され、痒みやヒリヒリなどアレルギーを引き起こし、毛細血管を拡張させるので注意が必要です。
多く含まれる食材に、かつお、さば、たらこ、まぐろ、レバー、鶏肉、きのこ類、小麦胚芽などがあります。
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飽和脂肪酸が多い牛肉、豚肉の脂身、鶏皮は善玉コレステロールを減少させます。
脂肪や乳糖は皮脂を過剰分泌させやすいので注意します。
摂取すべき食品
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一方、酒さを改善に導く食材として、ノンカフェインの麦茶、タンポポコーヒー、ルイボスティなどがあります。
オメガ3脂肪酸や酵素食品は、腸内環境の改善に役立ち、アレルギーを抑制します。
亜麻仁油、えごま油、シソ油、くるみなどのナッツ類、緑黄色野菜、豆類、天然のサーモンや海老ほか、青魚のニシン、イワシなどに多く含まれます。
生姜やターメリック、ウコン、シナモン、にんにくなどのスパイスにも抗炎症作用があります。
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果物では、低糖質でビタミンCやアントシアニンなどのフラボノイドを含むベリー類がおすすめです。
フカひれ、牛スジ、軟骨、手羽先、鶏皮、アンコウ、うなぎ、海老には、皮ふに水分を保ち、弾力を与えるコラーゲンが多く、ビタミンCや鉄分と一緒に摂取すると吸収率が高まります。
食物繊維が豊富なさつまいも、アブラナ科の野菜、海藻類の昆布、わかめ、ひじきなどに水溶性の食物繊維が多く含まれます。
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酵素は48℃で失活するので、発酵食品は非加熱で摂取することが重要です。
ヨーグルトや乳酸菌、チーズ、味噌、漬物、納豆、梅干し、キムチなどのほか、非加熱の生野菜、果物、生魚、寿司などがあります。
ビタミンB2、B6、C、Eなどのビタミン類も有効です。
からすみ、たらこ、うなぎ、あわび、するめなどにはパントテン酸が含まれ、ビタミンCをサポートしてコラーゲンの生成に役立ちます。
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そのほか喫煙、寒暖差の大きい環境、紫外線、過度の運動、刺激性のある外用薬、発赤・血管拡張を助長する薬物を避け、十分な睡眠をとることが重要です。
ストレスは毛細血管を拡張し、赤みを強くするので、日々の生活でストレスを溜めない工夫をする必要があります。
モアオーガニック品質の意義
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化粧品は肌から体内に入るものなので、ぷろろは食べ物と同じ感覚でつくっています。
天然成分100%の化粧品であれば、仮に赤ちゃんが誤って食べても平気です。
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ぷろろ化粧品は、化学肥料や残留農薬と一切無縁の国産のハーブと、北海道北部の原生林で採取する白樺樹液を基剤とし、輸入に頼らせざるを得ないホホバ油などはオーガニック認証を確認しており、つねに全成分を公開しています。
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植物エキスは、大昔から使われて、安全が確認されているものだけを使っています。
その昔ヨーロッパでは、鮮魚を内陸に運ぶとき、ローズマリーを添えて防腐していました。
美容効果はハンガリーウォーターでも有名なハーブです。
このように安心が定着した原材料を厳選して使うことで、天然成分100%を実現しています。
一つの植物エキスは、成分としては一つの植物名だけで表示されますが、含有成分は数百にものぼります。
このため全成分はできるだけシンプルに、濃度を高めて効果を発揮できるようにしています。
保存期間は未開封で原則2年を確保。
開封後は、化粧水と美容液は冷蔵庫保存で60日使いきりとし、他の商品は常温で6ヵ月です。
当然ながら合成成分は一切無添加です。基本的にキャリーオーバーもありません。
モアオーガニック品質の意義
原料となる植物は、
30年以上も農薬や化学肥料を使用していない土地で、
独自のたい肥で栽培しています。
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こうして収穫される植物は、土中の微生物がつくりだす豊かな微量成分を含み、栄養豊富です。
成分は相互にバランスを保って安定しており、この組成を壊さないように、そのままエキスを抽出するため、低温減圧蒸留装置により、体温くらいの温度で沸騰させて蒸留しています。
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畑にまくたい肥料は、オーガニック飼料を与えたハトの糞を数年熟成させた独自の堆肥です。
家畜の糞を使わないのは、エサに狂牛病予防薬や成長ホルモンなどが含まれ、成分のキャリーオーバーになるからです。
こうして生まれる天然成分100%の化粧品をぷろろはモアオーガニックと呼び、一般のオーガニックと区別しています。
化粧品は利益目的に考えるのでなく、
あくまで肌のためにどうあるべきかを基本に考える、
これがモアオーガニックの基本姿勢です。
お客様のよろこびの声
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ご使用になったお客様からのたくさんのお喜びの声が届いています。
その一部をご紹介します。
ぷろろ健美堂さんの化粧品が使用できたことを嬉しく思います
(K.Sさん、49歳、鳥取県)
どの化粧水も使えない不安と恐怖に苦しみましたが、ぷろろ健美堂さんの化粧品が使用できたことを嬉しく思いますし、助けていただいたと思っております。
時間はかかるかもしれませんが、元の元気な肌に戻ることを信じて、これからもお世話になります。
よろしくお願いいたします。
ぱっと見は普通の肌と変わらないくらいにまで回復しました
(K.Sさん、49歳、鳥取県)
白樺のめぐみの飲用と、みつろうクリームのみのケアで、肌の調子はだいぶ良くなりました。
酒さ様皮膚炎で悩んでいましたが、ブツブツの湿疹はほとんどなくなり、ぱっと見は普通の肌と変わらないくらいにまで回復しました。ありがとうございます。
ぷろろさんのスキンケアで改善してきました
(S,Hさん、48歳、兵庫県)
皮膚科で遺伝性のものだから治らないと言われていたアゴから頬下に広がるブツブツがなくなってきました。
医師に治らないと言われていたものが、ぷろろさんのスキンケアで改善してきました。
遺伝性ではなく、化学成分の入ったスキンケアによるものだったのかもしれません。とても嬉しいです。
こんなに早く改善するとは…
(A.Iさん、44歳、静岡県)
酒さと診断を受けてからぷろろさんと出会い、2ヶ月程経ちますが、驚くほど改善しました。
もちろん、皮膚科からもらったお薬もやめ、食事にも気をつけましたが、こんなに早く改善するとは…
とても嬉しいです。まだ少し赤みはありますが、殆どお化粧しなくても外に出られます!
本当にありがとうございます。
酒さ様皮膚炎で悩んでいる方にぷろろを知っていただきたい
(C.Mさん、46歳、広島県)
最近は酒さ様皮膚炎の赤みもぶつぶつも出なくなりました。
一時はこの世の終わりのような絶望感でしたが、ぷろろさんの化粧品に助けていただき感謝しています。
頬のごわつきはまだ残っていますが見た目は良くなりました。
皮膚科の塗り薬の怖さを思い知りました。
酒さ様皮膚炎で悩んでいる方にぷろろを知っていただきたいと思います。
感動と喜びに涙した日は一生忘れないでおこうと思います
(A.Hさん、年齢不詳、大阪府)
まずは、ステロイド酒さと脂漏性皮膚炎の私の肌を救って頂き本当にありがとうございます。
初めて付けて迎えた日の肌の感動と喜びに涙した日は一生忘れないでおこうと思います。
いま石鹸、ローズマリー化粧水、クリームを1ヶ月使いましたが、とても良いです。
仕事環境上、乾燥が酷いので、クリームを多めにつけることが多くなっています。
夏から3ヶ月もの間、保湿もスキンケアも一切しなかった肌はまだまだ敏感で、所々名残でガサガサ感が残っており、保湿とケアを慎重にしていきたいと考えています。
酒さ様皮膚炎の範囲はよくなってきていると言われました!
(T.Sさん、27歳、東京都)
本日、大学病院の皮膚科を受診したところ、酒さ様皮膚炎の範囲はよくなってきていると言われました!
皮膚科処方の塗り薬はぷろろ化粧水、白樺石けんを使い始めてから使用していませんでした。
担当の先生に塗り薬は塗らずにいた旨を伝えたところ、驚いていました。
ステロイドを使用しないで自然治癒できるように、食事の改善から体質改善など、更に努力しなければと思います。
ようやく光を見つけたような気持ちです。
(Y.Hさん、43歳、高知県)
原因不明の肌荒れに数ヶ月悩み、皮膚科で出されたステロイドを使って、治る→ぶり返す→ステロイド、の繰り返しで絶望的な気持ちに…。
毎日何時間もネットで情報を探し求め、どうやらこれは酒さ様皮膚炎ではないかというところに辿り着きました。
そして偶然ぷろろさんのことを知ることができ、ブログを隅々まで拝見し、これまでケミカルな化粧品を長年使い続け、ステロイド治療を受けてしまったことをすごく後悔しています。
体内からも浄化されたくて、すぐにドリンクも注文しました。
ご丁寧なアドバイスをいただき、すぐに薬とスキンケアを中止したところ、それだけで少し肌が落ち着きました。
届いたトライアルはもちろんどれも大変使い心地がよく、まったくベタつかないのに潤いを感じています。
肌荒れのトンネルの先に、ようやく光を見つけたような気持ちです。本当にありがとうございます。
絶望的だった酒さ様皮膚炎が完治しました!
(K.Mさん、33歳、熊本県)
白樺化粧水を使用するようになり、絶望的だった酒さ様皮膚炎が完治しました!
他の化粧水を使うとすぐに荒れてしまうのに、私には白樺化粧水があっているんだなぁ?と実感しています。
今では肌が綺麗だねとも言われるようになり、ビックリしています!
ぷろろさんには感謝の気持ちでいっぱいです^^*
皮膚も再生し始めてびっくり!嬉しいです。
(K.Oさん、52際、大阪府)
わたしは脱ステをきっかけに祈る気持ちでぷろろさんを使いました。
2ヶ月くらいまでは悪化した顔をみながら挫けそうになりましたが家族の協力もあり頑張れました。
3ヶ月に入った頃から皮膚も再生し始めてびっくり!嬉しいです。
日差しも強くなってきたので、こかげのパウダーも早く欲しいです。これからもお世話になります。
おおげさではなく感動して泣きました!
(Y.Tさん、44歳、大阪府)
去年5月アトピーと診断されてステロイドとプロトピックを指示通り使ってて、肌が火照りだして、今年の4月酒さと診断されました(涙)。
脱プロトピックで一時期ボロボロの肌で治るのか不安で毎日泣いていました。
どの化粧品を使ってもヒリヒリするので、脱保湿していましたが、ぷろろさんのお試しを使って、おおげさではなく感動して泣きました!まだ5日目ですが確実に肌が良くなっています。
酒さは治らないと言われてショックでしたが、タバコも止め、アルコールも控えています。
食事にも気をつけて、治ることを期待して頑張って生きていきます!
鏡を見るのが辛かった日々が嘘のようです
(K.Wさん、36歳、兵庫県)
白樺化粧水とクリームを使ってからすっかりぷろろさんのファンです!
肌荒れ発症からもう少しで1年、ぷろろさんのオーガニック化粧品と鍼治療、漢方薬を飲んでかなり改善されました。
化粧水は少しでもすごく潤うようになり、クリームの使用も米粒程度で良くなりました。
お肌が元気になっていくのを実感しています。鏡を見るのが辛かった日々が嘘のようです。
これからも愛用させて頂きますので、よろしくお願いいたします。(*^^*)
期待される幹細胞化粧品
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失われた体の機能を回復させる再生医療が注目を集めています。
その先頭に立つのがノーベル賞の山中伸弥教授が率いるiPS細胞です。
この再生医療の技術を次世代の化粧品に応用する動きがはじまっています。
幹細胞培養液を原料にして、肌の細胞を修復・再生させる次世代の化粧品の開発が進んでいます。
傷んだ肌細胞の機能を活性化し、肌の修復やアンチエイジングに役立てようというものです。
美容効果を飛躍的に高める化粧品の実現が期待されています。
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従来の化粧品は、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンなどを肌の外から補うものでした。
これに対してヒト幹細胞化粧品は、ヒト幹細胞培養液で肌内部の細胞を活性化し、表皮細胞の組織の再生をはかるものです。
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幹細胞培養液には、500種類以上もの様々なタンパク質が分泌され、それを再生美容や化粧品に活用します。
もともと人の細胞が分泌するタンパク質であり、きわめて肌なじみがよく、副作用もないとされます。
ただ取り扱いがデリケートであるため、利用には高度なノウハウや制約があります。
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厚生労働省が取扱い基準を定めたことにより、ヒト幹細胞化粧品の前途が大きくひらけました。
幹細胞を採取するドナーは、感染症や病気、アレルギー、遺伝性の有無などを検査し、感染症の潜伏期間とされる6カ月間は凍結がなされます。
6ヵ月経過後に改めて検査を行い、安全が確認されると解凍して幹細胞の培養が開始となります。
ただ非常にデリケートな性質のため、加工の過程でいくつかの合成成分が不可避的に添加されます。
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天然成分に徹してきたオーガニックメーカーにとって、これをどう評価し乗り越えるかが課題となります。
肌に優しいものは地球にもやさしい
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しかし石油からつくられる合成界面活性剤は、使用後もほとんど分解せず、強い界面活性作用を維持したまま肌や自然界に蓄積され、環境汚染や地球環境に大きな負荷を与えます。
浅瀬に打ち上げられた鯨やイルカの体内から大量のプラスチックゴミが出てきたり、マイクロプラスチックごみが海底に流れ込み、魚が飲み込んで体内に蓄積し、人間がそれを食べることによる健康被害が懸念されています。
そこでスターバックスは、いち早くプラスチックのストローを廃止に踏み切り、官民あげての廃プラ運動へと発展しました。
さらにレジ袋を減らすための取り組みで有料化が実施されました。
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天然成分100%のオーガニック化粧品は肌にやさしく、体内でも分解し、河川に流出しても生態系や自然界に負荷を与えることがありません。
肌にやさしい天然成分は地球にもやさしいのです。