最近注目を集める美容ドリンク白樺樹液=ホワイトバーチウォーター | ぷろろのオーガニックライフ

最近注目を集める美容ドリンク白樺樹液=ホワイトバーチウォーター
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手の中の植木 (2)

開花・開葉のための栄養素がいっぱい

無色透明で微かな甘みとサラリとした飲み心地、このところ美容とデトックス効果に人気が集まっているのが白樺樹液=ホワイトバーチウォーターです。北海道では毎年雪解け前の4月を中心に、採取のシーズンを迎えます。同じ北海道でも地域によって少しずつズレがあり、南部では3月20日ごろから、北部では4月初めから残雪の中での採取作業が始まります。しかし不思議なことに溢出はわずか4週間でピタリと止まってしまうのです。その後の樹液は飲用ができなくなります。白樺はこの時期、開花・開葉に必要な栄養分を選別して、大地深く張った根から水分とともに吸い上げます。その一部をおすそわけしてもらうのですが、毎年、反復して採取しても樹木の成長には影響しません。

樹液に含まれる成分は、グルタミン酸、アスパラギン酸、それにバリン、イソロイシン、システィン、セリンといった体内ではつくれない必須アミノ酸類と、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、マンガン、カリウムなどのミネラル類、さらにブドウ糖(グルコース)や果糖(フルクトース)といった単糖類、ポリフェノールなど多様です。一般にタンパク質は20種類のアミノ酸からできていて、それらを複合的に摂取しないと意味が乏しいとされており、この点で白樺樹液は生物に細胞内に共通する液体として理想的といえます。ミネラルでも、その種類や量は市販のミネラルウォーターよりずっと多く、身体に必要な微量ミネラルも多く含んでいます。亜鉛は精子増強と生殖機能の発育・維持に役立つもので、セックスミネラルとも呼ばれています。
白樺樹液の組成は赤ちゃんがお腹にいるときの羊水に近いとされます。食事から不足しがちな微量栄養素をバランスよく摂取できるので、老人や病人の栄養補給にも最適です。

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樹液はイオン化していて、体に吸収されやすい状態で存在します。体内の強力な活性酸素を除去し、ストレスや疲労をやわらげ、老廃物や不要な水分を体外に排出してくれて、むくみ解消やデトックスに役立ちます。フィンランドなどの北欧やロシア、中国北部、韓国などの北方圏では白樺樹液を神聖な木として「森の看護婦」と呼び、1000年もの昔から民間療法に用いたり、健康や美容のために飲む習慣がありました。伝承されてきたその高い機能性が、最近の研究で徐々に明らかになっていますが、まだまだ解明しきれていないというのが実状です。

シミやくすみの改善にも

また美容面でも大きな注目が集まっています。飲用すると体の内部から保湿できるほか、皮ふの新陳代謝を促すすぐれた性質が確認されています。その表皮分化促進作用がターンオーバー(新陳代謝)の乱れを正し、健康な角質層を形成して肌の潤い保持機能を高めてくれるからです。長く飲みつづけることでシミやくすみの改善も期待できます。また美白成分が含まれていて、紫外線から肌を守る作用をします。
体内に日々発生する過剰な活性酸素は、臓器などの細胞を傷つけ、胃潰瘍やガンを発症する有害な物質ですが、白樺樹液はこれを消去してしまうことが確認されています。中でも活性酸素の親玉であるスーパーオキシドラジカルアニオンを消去することで、老化予防や免疫力の向上に寄与し、不要な老廃物を体外に排出させます。また美容の大敵である腸内環境や利尿・便通を改善し、各種アミノ酸の働きで肌の細胞を若返らせます。

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白樺の樹木には数々の薬効成分が認められています。幹の材から虫歯予防で知られるキシリトールの原料のキシランガが、樹皮からがんやエイズ治療薬の原料となるべチュリンが抽出されます。葉には抗ヒスタミン効果のある各種フラポノイド配糖体が多く含まれていて香りのよい白樺茶として親しまれています。白樺の白い樹皮は雨の中でも着火してよく燃える性質がありますが、樹皮の主成分である白いべチュリンがトリテルペン化合物を70%ほど含んでいて、その抗菌作用のため倒木しても、樹皮だけが腐らずに残ります。

フィンランドのサウナでは白樺の葉を束ねて体をたたく習慣がありますが、肌をひきしめ、血行促進、殺菌、消炎、保湿効果に役立てるためとされています。また白樺の樹木の数千本に1本の割合で寄生して成長する抗がんきのこで注目されるチャーガ(和名:カバノアナタケ)があります。煎じて飲むとまったくくせがなく、お茶がわりに飲用することができます。チャーガは白樺の養分を吸い尽くして15年ほどかけて成長しますが、寄生した木はやがて枯れてしまいます。それほどチャーガは白樺の成分を吸収し尽くしてしまうわけです。このように白樺は全樹がいわば薬の木ともいえ、人の健康に深くかかわっている樹木なのです。

加熱しても成分変化がなく利用法もさまざま

白樺樹液は加熱しても成分変化しないのが特徴で、炊飯や料理の水に使用し家族で摂取することができます。コーヒーや紅茶を淹れると、味わいがまろやかになります。またウィスキー、焼酎やウォッカなどの強いお酒の割り水にしたり、樹液を氷らせてオンザロックにすれば、氷がとけてなんともいえないまろやかな風味を楽しめ、2日酔いの予防や改善の効果もあります。

これらの特徴をもっともよく生かして作られた美容・健康ドリンク「ぷろろ白樺の恵み」は、樹液の原液に樹皮と葉のエキスを少量加えて、白樺樹液の特徴と効果を実感できるようになっています。ココナッツウォーターにつづくブームの先駆けとして、いますぐ試してみる価値が十分にある白樺ドリンクといえるでしょう。

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