お肌に化粧水を塗る場合、手の平に化粧水を出してそのまま塗ったり、コットンに化粧水を浸してパッティングしたり、人それぞれいろいろな方法があるのではないでしょうか。こられの方法でもお肌に化粧水を塗ることはできますが、コットンを使ってパックするとより化粧水の成分を浸透させることができます。今回は、自宅で手軽に出来るコットンパックの方法を紹介します。
コットンパックのやり方
用意するものは、化粧水と水、コットンのみです。
1. コットンにひたひたになる位、水を含ませます。
水道水でも精製水でもOKです。
2. コットンに含んだ水を手の平で優しくおさえて絞ります。
3. 水気のなくなったコットンをしっかり広げて、そこに化粧水をひたひたになるまで含ませます。
4. コットンを出来る限り割いて枚数を増やします。化粧水を含んだコットンを引っ張りながら、
おでこ・頬・鼻・あごに隙間なく貼りつけていきます。
5. 3分ほどパックします。
3分経たないうちにコットンが乾いてしまった場合は、パックした状態で上からさらに化粧水を
足していきます。化粧水を手のひらにとってコットンにあてたり、化粧水を直接コットンに足す
ようにしましょう。難しい場合はコットンをもう一枚用意し、化粧水を浸して交換するか、
上に重ねて優しくおしましょう。常にコットンが濡れた状態を維持してください。
3分以上パックすると肌の水分をコットンが吸い込んでしまい、肌を乾燥させてしまう恐れがあるので注意しましょう。コットンパックが終わったあとは、通常通りのスキンケアをして終了です。
パックはいつすればいいの?
コットンパックは行うタイミングによっていろいろな効果を得ることができます。メイク前にコットンパックを行うとしっかりお肌を保湿することができ、メイクとお肌の密着を高めることができるので、長時間メイク崩れを防ぐことができます。夕方になるとお肌が乾燥してメイク崩れが気になるという人は、是非朝のメイク前にコットンパックをしてみてください。またコットンパックは、お肌の水分が蒸発しやすいお風呂上りにも効果的です。お風呂上りは毛穴が開いているため、肌内部の水分が蒸発しやすい状態です。このタイミングでコットンパックを行う事で、より化粧水の美容成分を浸透させることができるのです。
コットン選びの注意点
一般的なコットンは、栽培時に大量の化学肥料や農薬などが使用されています。一方、オーガニックコットンは3年間農薬を使用していない土地で、化学肥料なども使わずに育てた綿花だけが使用されるという厳しい基準があります。製品になるまでの加工段階でも化学薬品の使用を抑えているため、安全性が高く、お肌にも優しいのが魅力です。コットンと普段使っている化粧水で行うコットンパックなら、わざわざマスクパックを買う必要もないのでとても経済的でおすすめです。お肌の乾燥を改善したいという人や普段使っている化粧水でもっとプリプリのお肌を手に入れたいという人はコットンパックに挑戦してみてくださいね。