オーガニッカーでなくても、オーガニック野菜やオーガニックコーヒーなど安全かつ美味しさを求めた商品を目にするようになりました。
それは日本だけでなく世界でも同じことです。
今回は、いかに世界がオーガニックに目を向けているのか新商品を例にご紹介していきます。
2016年発売予定の「ゲータレード」
スポーツドリンクの草分け的存在といわれるゲータレードは、アメリカのペプシコ社傘下のゲータレード社から発売されている清涼飲料水です。
ゲータレードの特徴は、なんといっても独特な青や黄色といった奇抜な色と、多く含まれている糖分ではないでしょうか。
このことからも、オーガニックとは無関係な商品に見えますよね。
しかし、「2016年にオーガニック版のゲータレードが発売予定」とニュースになったことで、世界中を賑わせています。
その背景には、2014年にアメリカで大手となる世論調査会社ギャラップ社の調査結果も関係していると考えられるでしょう。
この調査結果によると、アメリカの18歳~29歳の年齢層の約53%が「積極的にオーガニックフードを食事に取り入れたい」と出ています。
また別の調査では、アメリカの18歳~34歳の約7,530万人が、オーガニック志向があることを伝えているのです。
今までも、イタリアのガルバニーナ社からは有機原料と名水から作られているオーガニックコーラやセンチュリーオーガニックコーラなどが市販されるなどして話題になってきました。
オーガニックコーラは、有機ジンジャーや有機ナツメグなどの植物由来100%で作られているノンカフェインドリンクです。
さらに一般的に販売されているコーラと違い、人工甘味料や着色料、保存料などを使用していないオーガニックならではの美味しさが特徴となっている商品です。
今回、大手のゲータレード社からオーガニック製品が発売されることでより世界のオーガニック志向は加速することでしょう。
オーガニックカカオのショコラもオススメ!
現在さまざまなオーガニック商品があるなかで特にオススメしたいのが、2015年11月7日にオープンした東京の中目黒にある「green bean to bar chocolate(グリーン ビーントゥバー チョコレート)です。
ここでは、オーガニックカカオから作りだされるショコラを購入するだけでなく、製造過程を見学したりテイスティングなども行っています。
数年前からアメリカでブームとなっている「bean to bar(ビーントゥーバー)」は、カカオの産地にこだわり、その豆だからこその香りや味を引き出しショコラへと変化させます。
その流れを引き継いだこの中目黒のお店では、オーガニックのカカオにオーガニックのきび砂糖を合わせるという徹底ぶりです。
それにより、カカオ独特の美味しさの奥深さや魅力をより実感できることでしょう。
オーガニックは私たちの体だけでなく、産地の土壌を守り、その商品そのものの奥深さを引き出してくれるパワーを秘めています。
今年のバレンタインはいつもと違い、オーガニックショコラを取り入れてみてはいかがでしょうか。
人々の注目を集めているオーガニックが、世界中で主流となる日もそう遠くはないでしょう。