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オーガニックコスメにも３つの種類がある
自然の恵みを存分に感じながら、素肌をいたわるオーガニックコスメ。その響きには、まるで大地に根ざした植物の力を借りて、心身を包み込むような安心感があります。けれども化粧品には、オーガニックの「基準」がないため、わずかにオーガニック成分を配合しただけで「オーガニック」とうたえてしまうのです。だからこそ、本当に肌を大切に思うなら「何を基準に選ぶべきか」を見極める必要があります。天然成分だけで作られているものにも２種類あります。このためオーガニックなのに、超敏感な肌には沁みたりヒリヒリしたりするものがあるのです。キャリーオーバー成分が含まれているのです。これに対して、純粋に天然成分100%で作られる化粧品があります。ぷろろではこれを、オーガニックを超えた「モアオーガニック」と呼んでいます。
バリア機能を果たす表皮常在菌を大切に
肌は、人間の心の声を映す鏡のようなものです。睡眠不足やストレスが募れば、一気にかさつきやくすみが表面化します。そんなとき、石油由来の合成成分の化粧品を使い続けると、バリア機能を果たしている表皮常在菌を弱らせたり失ったりしてしまいます。肌のバリア機能が乱れると、季節の変わり目やホルモンバランスの変化にも敏感になり、ちょっとした刺激で赤みやかゆみが出やすくなります。そこで、オーガニックがもてはやされるわけです。農薬や化学肥料をつかわず、根をおろす土が豊かであればあるほど、微生物や微量栄養素やミネラルもたっぷり。有機栽培で育てた植物には、大地や太陽の恵みがぎゅっと濃縮されます。しかも天然成分100%のオーガニックコスメであれば、さらに肌にも心にも本当にやさしく感じられるのではないでしょうか。
大自然に育つローズマリー
自然の香りは時間とともに弱まる
天然の香りは、ふんわりと肌を包み込むように、やがて時間とともにやさしく消えていきます。デパートの化粧品売り場に立ち込める合成香料のように、一日中まとわりつくような強さはありません。こうした穏やかな性質は、オーガニックコスメならではの特徴といえます。それとは対照的に、即効性をうたう化粧品が圧倒的に数多く存在する事実があります。香りが強く、塗った瞬間からピンとハリを与えるなど、短時間で見た目を整える力は魅力的にみえます。けれどもそれは、強めの合成成分による一時的な効果の可能性が高いのです。オーガニックコスメは、自然のリズムに沿うようにゆっくり作用するため、「これで本当に大丈夫かな」と疑問に思うかもしれません。しかし、じっくりと植物由来の天然成分が表皮常在菌を育み、時間をかけて真の健やかな肌を取り戻してくれるのです。
オーガニック化粧品の選び方
本物を見極めるためには、全成分表をしっかり確認することが欠かせません。オーガニックといっても、合成防腐剤や香料が含まれているものが多くあります。それは本来のオーガニックとは違うものです。成分が少しでも不明瞭な商品は避けたほうが安全です。国産のオーガニック商品でも、輸入品でも、以下の項目をチェックすると選びやすくなります。
・合成香料や合成防腐剤などの配合の有無
・オーガニック認証マークの有無（ただし認証基準は統一されていない点に注意）
・香りの強さ（自然の香りはやや控えめで時間とともに薄れていきます）
・トラブルが起きた場合のアフターサポートの有無
・栽培方法や原材料の産地
オーガニックコスメの中には、天然成分100%で作られた日本人の肌に合うように研究開発されたものや、誇るべき製造技術が確立されたものがあります。
使うたびほっとする感覚
また、JOCA（日本オーガニックコスメ協会）マークを取得していれば、天然成分100%の商品しか認定していないので、初心者の方には目印になるでしょう。実際に、JOCAマークを取得している製品は、使用期限が短いものもあるが安心して使えるという声を聞きます。ぷろろ化粧品もその最前線にあります。こうした厳選されたアイテムが手元にあると、毎日のスキンケアが心地よい習慣になるでしょう。使うたびほっとするような感覚を得られるのが、オーガニックコスメの醍醐味です。ただし、天然成分の保存料や防腐剤を使うと、どうしても効果が弱いので、中には冷蔵庫保存したり、開封後はなるべく早く使い切る必要があります。冷蔵庫保管が必要なアイテムの場合、説明書を見落とさないようにしましょう。使い終わったら、雑菌が入らないように容器は清潔に保ち、きちんとフタを閉める。そんな日々の小さな心がけが、肌をさわやかに守ってくれます。
いつまでも潤いやツヤ感をキープ
年齢を重ねれば、シワやたるみは避けられない自然の摂理です。それでも、天然由来の成分がもたらす穏やかな力を借りれば、みずみずしさやツヤ感をキープすることが可能です。合成成分による無理な美しさではなく、大地や植物の力を受け取りながら、自分の中に眠る“本来の美しさ”を引き出していく感覚。その意味で、本当のオーガニックコスメは、単なるアイテムではなく、自分自身と向き合う大切なパートナーといえるでしょう。オーガニックという言葉は、今や「安全」や「自然」のイメージを背負って急速に普及しています。だからこそ、本当に肌にやさしいものを求める人にとっては、慎重に見わけることが大切になります。
キャッチコピーやイメージに流されない
流行りやパッケージの素敵さだけで選ぶのではなく、あなたの感覚やライフスタイルに合うオーガニック化粧品を手に取る。そのとき肌の奥深くから湧き上がるような潤いと、心地よい安心感がもたらされるはずです。広告のキャッチコピーやイメージに流されず、成分表にきちんと目を向ける。それが、肌へのやさしさを最優先に考える姿勢の第一歩なのです。時間はかかっても、自然の力が呼び覚ましてくれる素肌の美しさは、年齢を重ねたときあなたを裏切らなかったことに気づくでしょう。自分に合った本物のオーガニックコスメを見つけて、心まで豊かになるスキンケアを楽しみながら、ケアをつづけましょう。
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proro
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