花粉症アレルギーを改善する方法 | ぷろろのオーガニックライフ

花粉症アレルギーを改善する方法
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冬景色
 
 

花粉を異物と誤認し攻撃するのが花粉症


この冬を超えるとまた憂鬱な花粉の季節がやってきます。こんどはどう乗り切ろうかと悩んでいる方も多いことでしょう。花粉症はアレルギーの一種です。体内に侵入した異物を排除しようとする免疫の働きによって引き起こされます。免疫は本来、体を守るための働きです。ところが花粉症は、花粉を異物と誤認して免疫が攻撃することによって生じる自己免疫疾患のひとつです。問題はなぜ免疫が花粉を異物と誤認してしまうのかということ。それは細胞の表面を覆っている糖鎖に異常があるからです。細胞の表面には「糖鎖」という産毛のようなものが無数に生えています。ところが現代人の糖鎖は、食品添加物や残留農薬の影響などで40%も損傷しているといわれています。これが免疫異常を引き起こす原因になっています。大事なことは、損傷している糖鎖をしっかり修復することです。そこで必要になるのが、糖鎖を修復する栄養素である「糖鎖サプリメント」の摂取です。

糖鎖は細胞のアンテナ


「糖鎖」と聞いてもそれが何か知る人はほとんどいません。21世紀の生命科学の最先端にある研究対象だからです。糖鎖の働きは非常に複雑で全容は未解明ですが、糖鎖が生命維持にきわめて重要な働きをもつことは明確になっています。糖鎖は細胞のアンテナともいわれ、人間の60兆個の細胞は糖鎖が触れ合って情報をやりとりしています。糖鎖を構成する材料は、200種類ほどある糖質の中の8種類だけです。この8種類の糖質が複雑につながって糖鎖を形成しています。一つの細胞の表面には、数万本もの糖鎖が密集して生えています。ところが現代人の糖鎖は、食品添加物や残留農薬などの影響で、およそ40%も損傷しているといわれています。このため糖鎖が花粉を異物と誤認して攻撃し、花粉症アレルギーなどの免疫異常を引き起こすのです。損傷した糖鎖を修復することが、花粉症の改善や健康維持にとってきわめて重要です。糖鎖を正常に整えずして、花粉症の薬だけで予防や軽減は困難です。
 
 

糖鎖の電子顕微鏡写真

                 糖鎖の電子顕微鏡写真

田舎より都市部に多い花粉症


免疫異常の自己免疫疾患には、花粉症アレルギーのほか、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、リューマチなどがあります。アレルギーは、おもに体が外界と接する皮ふ、呼吸器、目鼻などに生じ、発症すると皮ふが赤くただれたり、カサカサになったり、痒みがでたりします。花粉症では、目がかゆくなったり、充血したり、くしゃみや鼻水やひどい鼻づまりなど、毎年多くの人が春を憂鬱な季節と感じています。

田舎より大都市に多いスギ花粉


花粉症の原因物質は、スギ花粉やヒノキなどの植物の花粉だけではないようです。一説では、ディーゼルエンジンなどの排気ガスがあげられています。大気中の化学物質によってアレルギーの素地がつくられ、それが花粉に強く反応するのではないかというのです。なぜなら、呼吸器アレルギーと目鼻アレルギーは、田舎よりも大都市が断然多いからです。もし原因が花粉だけなら、花粉が多く飛散する田舎の方がより多いはずです。また食生活のグルメ化やインスタント化、防腐剤などの食品添加物、環境汚染、水道水に投入される塩素などの影響も指摘されています。水道水の金魚鉢に金魚を入れると死ぬそうです。花粉症やアトピー以外にも、厚労省が指定するさまざまな原因不明の難病が現代社会において多発しています。つまりこうした化学物質の影響は、文明社会がもたらした文明病のひとつなのかもしれません。
 
 

スギ花粉

                スギ花粉

栄養なのか有害物質なのか判断する糖鎖


人間の体はじつに精巧にできています。食べ物が消化、吸収されると、血液に乗って細菌やウイルスなどの有害物質も一緒に送られます。それが栄養なのか有害物質なのか、遺伝子情報に照らして瞬時に判断しているのは糖鎖です。栄養なら細胞に取り込んでエネルギーに変え、細菌などの有害物質なら免疫細胞と連携して体外に排除します。ところが糖鎖に異常があると、判断を誤り、細胞に間違った情報を伝えてしまうのです。それが様々な病気の原因にもなっているのです。よく知られるABOの血液型も、糖鎖のわずかな形の違いで決まっています。このことからも、糖鎖の重要な働きが理解できます。
 
 

糖鎖サプリメント

                 糖鎖サプリメント

糖質のどれが欠けても正しい糖鎖は形成できない


糖鎖を構成する糖質は8種類だけですが、そのうちどれが欠けても、正しい糖鎖は形成できません。このため材料となる糖質はバランスよく摂取することが重要です。ところが普通の食事から摂取できるのは2種類だけで、残りの6種類は摂取が困難といわれています。多く含む食品には、南海のイワツバメの巣、カニの甲羅、海産物などがあります。正常に糖鎖を整えて、免疫異常を防げれば、免疫が花粉を敵とみなして攻撃することはなくなるはずです。そのために必要な糖質をバランスよく補うのが糖鎖サプリメントです。糖鎖が正常に機能すれば花粉症はおのずから収まるはずです。糖鎖の修復により、憂鬱な春を卒業して楽しい春を迎えられるようにしたいものです。
 
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