あなたはマスク派?
新型コロナの流行がだいぶ落ち着いてきました。季節性インフルエンザもあるなか、街行く人のマスク姿もだいぶ減ってきたようにみえます。しかし人々の表情には安堵感とともにインフルエンザの流行もあり戸惑いもみられます。とくに女性たちの間では、マスクはあった方がよいという声も多く聞かれます。肌を露出したくない、肌のシミが見えてしまう、お化粧するのが面倒だから、などといった理由が多いようです。ただマスクをし続けることによる肌への弊害もあります。
そういえば、「マスク美人」という言葉がありました。余計なものが隠れて、マスクの目元がきれいに見えていたからです。でもマスクを取ればその下は素肌です。そのときあなたの素肌は大丈夫でしょうか。あなたはマスク派?それとも非マスク派?。マスクを取っても美しい素肌を保つにはどうすればよいのでしょうか。
マスクを続けたい理由
なぜマスクをしていると美人に見えるのか。マスクの着用を続けたいという理由には、「顔を見られたくない」というのが大きいようです。新型コロナ下のマスクには、ファッション性の高い様々な形や色柄のものが販売され、素顔をきれいに隠してくれました。顔の下半分がすっぽり隠せるのでフェイスラインが見えなくなり、目元のキレイな人はアイメイクさえしっかりしていればよかったのです。シミやしわがあっても、隠せたからです。マスクを支持する女性の理由では「メイクをしなくてもよい」(31.0%)、「口元を隠したい」(24.4%)、「人前で素顔を見せることにためらいを感じる」(20.2%)などが大きな要因のようです。
マスクの弊害と後遺症
一方、マスクを続けることで生じる弊害も指摘されています。マスクをすると笑顔や悲しみなどの微妙な表情がお互いに読み取れないため、正常なコミュニケーションが阻害されたといわれています。また新年度になってマスクが取れて、部下の新入社員の顔をはじめて見たとか、新学期の学校では友達の顔を始めて見たなどという声も聞かれました。また長期間のマスクは、呼気によって口まわりの皮ふが湿気を帯びるため、皮ふがかぶれて接触性皮膚炎や肌荒れを起こしたり、ニキビや様々な肌トラブルの発生にもつながったケースがありました。ムレた肌は刺激に弱いうえ、雑菌が繁殖して皮脂分解物の刺激などにより肌荒れを起こす原因にもなるのです。またマスクをしている安心感で表情が緩むと、老け顔やたるみ顔にもなりやすいといわれています。口の周りには「口輪筋」があり、顔の表情筋の70%がここに繋がっているので、口が緩むと頬やアゴなどの筋肉も緩んで、ほうれい線や二重アゴ、シワやたるみが目立つようになるからです。
素肌を美しく保つには
マスクの下はほとんどすっぴんですんでいました。すっぴん素肌の美しい肌は、トラブルがなく、肌がキメ細やかでハリがあり、ふっくらと弾力があり、透明感があります。また肌の水分が多くて瑞々しく、肌荒れや乾燥がおきにくいのが特徴です。つまり肌の土台であるスキンケアがきちんとできている素肌はそのままで美しいのです。しかしケミカルコスメで長い期間ケアすると肌の老化をすすめてしまい、元に戻れなくなるので避けたいものです。いまのきれいな素肌を大事にして、10年後、20年後も美しい素肌でいたいなら、天然成分100%のオーガニックコスメできちんとケアをすることです。
スキンケアの基本は、①洗う、②潤す、③保護するの3ステップです。それには、ぷろろの「白樺石けん」「白樺化粧水」「白樺みつろうクリーム」が役に立ちます。これさえちゃんとできれば、あとは肌の状態に応じて必要なアイテムをチョイスするだけ。エイジングケアにはQUEENS美容液、紫外線を避けるにはこかげのパウダー、洗髪には石けんシャンプーなどが有効です。マスクを取っても、年齢を重ねても、すっぴん美肌でいられたらうれしいですね。