見た目が気になる首イボ
襟のない首が露出したノースリーブの衣服を着用したとき気になるのが「首イボ」です。おばあちゃんに抱かれた孫が指さして「おばあちゃん、これなに?」と聞いたら、そばにいたお嫁さんが慌てて「そんなこと聞いちゃダメ!」とたしなめたという話があります。「子どもは正直だからね」とおばあちゃんは苦笑いしていたそうです。細かなイボがたくさん出来ると、見た目が気になるもの。ではなにが原因で、上手にとる方法はあるのでしょうか。
首イボの原因
首イボの原因は、衣装やアクセサリーなどによる摩擦や刺激、紫外線による刺激、肌の老化や乾燥が原因とされ、良性腫瘍の一種です。これらの刺激が活性酸素の発生につながり、首イボを形成するのです。一部には体質的、遺伝的なものもあります。ほとんどは良性なので放置しても健康上の問題はありませんが、かといって放置しておけば解決するわけでもありません。むしろだんだん増えていく可能性の方が高いので、なんらかの処置が必要になります。
気になる首イボ
首イボの種類
まず自分の首イボが3つのうちどれに該当するか確認しましょう。
① スキンタッグ・軟性線維腫(アクロコルドン)、または角質粒などと呼ばれるもの
② 脂漏性角化症(老人性イボ)
③ 感染性のウイルス性のイボ(尋常性疣贅)
多発するのは2~3ミリ位の粒状のイボが加齢によってできる軟性線維腫(アクロコルドン)と呼ばれるタイプが80%で、脂漏性角化症(老人性イボ)が約10%とされます。ごくまれに(全体の2%くらい)、短期間に成長したり、出血したり、固く急に飛び出して数が増えるウイルス性のもので、悪性化するものもあります。この場合は医療機関で診てもらう必要があります。
医療的治療法と白樺樹液
自分で引っ張って取るのは化膿したり傷跡が残ったりするので危険です。もっとも手っ取り早いのは、医療機関で処置してもらうことです。医療機関では局部麻酔して、液体窒素療法、炭酸ガスレーザー治療、電気メスによる切除などが行われています。ただ治療後に「炎症後色素沈着」とよばれるシミができたり、再発する可能性もあり、かなりなお金もかかるので、ちょっと勇気がいります。そこでもっと簡単に自分でできる方法として、白樺樹液を飲用する方法がおすすめです。180mlを1日1回、3ヶ月から半年ほど飲用します。するとだんだんしぼんで、ほぼ消えていきます。白樺樹液が活性酸素を除去して原因をとり除いてくれるからです。白樺樹液は、白樺が新緑をだすために春先の1ヵ月間だけ採取される貴重な水分で、ほんのり甘く、おいしく飲めます。
白樺樹液ドリンク
首イボを予防するには
首イボを予防するには、刺激を避けるのが一番。襟のある服、ハイネック、マフラー、ネックレスなどを避けて刺激しないことです。また首のUVケアと保湿です。角質の水分量を保ち、乾燥しないように保湿することで、イボができにくい肌を保つようにすることです。