知っておきたい免疫の仕組み | ぷろろのオーガニックライフ

知っておきたい免疫の仕組み
この記事はだいたい 7 分前後で読めます。

 

免疫力が高いと病気になりにくい


新型コロナの流行によって免疫が大きくクローズアップされました。自然免疫が強い人は病気にかかりにくく、免疫力が弱い人は感染にもかかりやすいといわれています。ではそもそも免疫とは何でしょうか。免疫とは、病気やウイルスから体を守るための抵抗力のことです。免疫力が高いと、ウイルスや感染症にかかりにくく、アレルギー症状を予防できるのです。免疫力が強い人と弱い人はなにが違うのでしょうか。また免疫はどんな仕組みで成り立ち、どのように体を守るのでしょうか。

 

免疫細胞の種類と役割り


ひとくちに免疫といっても、免疫の仕組みは単純ではありません。免疫の仕組みは巧妙で、いくつもの役割の異なる免疫細胞によって効果が発揮されます。免疫細胞にはつぎの8つの種類があり、それぞれが役割を分担しています。
・マクロファージ:総合指令本部。主に外敵侵入に対するパトロール
・顆粒球:白血球の中の最大勢力。細菌をみつけると丸呑みする。
・リンパ球:ウイルスやガン細胞のような微細な外敵から身を守る。
・ヘルパーT細胞:リンパ球部隊の司令塔。
・B細胞:射撃部隊。敵を攻撃するための抗体をつくる。
・NK細胞:特殊部隊。独自にガン細胞などをみつけて攻撃する。
・キラー細胞:実戦部隊。異常な細胞を見つけて殺す「細胞の殺し屋」
・T細胞サプレッサー:戦いが終わったら攻撃中止の指令を出す。

 

免疫がはたらくメカニズム


ウイルスや病原菌が侵入すると、免疫細胞は互いに連携して働きます。マクロファージは偵察隊で、いわば総合指令本部です。貪食細胞ともいわれ、体内をパトロールしてコロナや細菌、ガン細胞などの外敵を見つけると顆粒球やT細胞、B細胞などに外敵情報を伝え、自らも丸呑みして退治します。顆粒球(好中球)はサイズが大きめの細菌を飲んだり、カビを食べたりする貪食能力があり、その死骸はウミになります。ヘルパーT細胞はリンパ球部隊の司令塔としてキラーT細胞に情報を伝えるとともに、自らもウイルスをやっつけます。またB細胞は情報を受け取ると、敵のデータを収集して抗体をつくり、同じ相手にはその免疫力でこれを撃破します。NK細胞は特殊部隊で、ガン化した細胞やウイルス感染細胞を見つけて攻撃し排除します。T細胞サプレッサーは、外敵がいなくなっても免疫細胞が攻撃をつづけると、自己免疫疾患を招くので、攻撃中止命令を出して攻撃を中止させます。
 
 

免疫の仕組み
免疫がはたらく仕組み

 

細胞のアンテナ「糖鎖」


これらの免疫細胞が適切に働くためには、適切な情報を受け取り、あるいは伝え合う必要があります。それが細胞の表面に無数に産毛のように生えている「糖鎖」の役目です。血液から運ばれてくる栄養素やコロナ・細菌などを、それが外敵なのか、栄養素なのか、瞬時に遺伝子情報に照らして判断し、栄養であれば細胞内に取り込み、外敵なら免疫細胞に伝えて排除させるのです。この情報伝達を担う糖鎖は細胞のアンテナといわれています。この大切な糖鎖が、現代人はほぼ4割も損傷し故障しているといわれています。このため糖鎖が判断を誤る原因になっています。新型コロナのような外敵をうっかり細胞内に取り込んでしまうと、コロナは細胞内で猛烈な勢いで分裂・増殖し、その細胞を破裂させて周囲の細胞に感染をひろげてしまいます。糖鎖を正常に整えることは、免疫が機能するためにとても重要なことなのです。

 

現代人の糖鎖は広範に損傷している


なぜ糖鎖が損傷してしまうのか。もっとも大きな原因は、加工食品に含まれる食品添加物といわれています。食品添加物は活性酸素を発生させて、糖鎖を傷つけ、アンテナをなぎ倒すのです。また野菜の栄養不足も原因といわれています。糖鎖は8つの糖質栄養素からできていて、そのひとつでも欠けると正しい糖鎖が形成できません。8つの糖質は、その組み合わせや長短のつながり方で、複雑な鎖を形成しています。野菜の栄養不足は、化学肥料とハウス栽培に原因があります。化学肥料のため栄養素が偏ったり、ハウス栽培で太陽光が十分に届かず光合成が不十分になり、姿形は立派でも露地栽培のような微量栄養素が不足するためです。8つの糖質のうち2つは普通の食事から摂取できますが、残りの6つは普通の食事からでは摂取できません。このため正しい糖鎖が形成できなくなっているといわれています。血液のABO型は糖鎖の形の違いで決まっており、それがいかに重要かが推測できます。21世紀初めにゲノム解析が完了したことで、ポストゲノムは糖鎖研究ともいわれています。
 
 

糖鎖
糖鎖サプリメント

 

糖鎖を修復する糖質栄養素


糖鎖形成に必要な糖質の摂取が困難な残りの6つは、南海の岸壁に巣をつくるイワツバメの巣に多く含まれ、カニの甲羅、海藻類などにも多く含まれます。ツバメの巣は高級中国料理に使われる食材です。この不足する糖質は、現在ではサプリメントで補うことが可能になっています。糖鎖のはたらきはきわめて複雑でまだほとんど未解明ですが、構成する糖質は8つであることが特定されているからです。糖鎖を形成する糖質がバランスよく摂取できなければ、免疫細胞もきちんと連携ができません。新型コロナが世界を席捲したのも、現代人の糖鎖が損傷していることと大いに関係がありそうです。体内の不要な活性酸素を除去し、糖鎖を健全に修復できていれば、新型コロナの感染もそれほど脅威ではなかったのかもしれません。活性酸素を消去する「ぷろろ白樺の恵み」、糖鎖を整える「糖鎖」サプリメントが免疫のはたらきを助け、体を健康に保ち、感染予防にも役立つのです。

≫⇒白樺化粧品の通販サイトはコチラ

≫⇒白樺ドリンク(ホワイトバーチウォーター)の通販サイトはコチラ

Wrote this article この記事を書いた人

TOPへ