正しいヒト幹細胞化粧品の選び方 | ぷろろのオーガニックライフ

正しいヒト幹細胞化粧品の選び方
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なにを基準に選べばよいか


幹細胞化粧品という言葉をよく耳にするようになりました。このところ市販商品もかなり出回るようになり、消費者の関心が高まっています。幹細胞培養液は再生医療に利用される幹細胞を培養するときに分泌される副産物です。しかし商品を選ぶときに、似たような表現で効能が説明されたものが多く、なにを基準に選べばよいか迷うことが多いようです。選び方を誤ると、せっかく購入した高価な化粧品が、期待した効果を得られなかった、といったことにもなりかねません。ポイントをきちんと押さえておくことで、間違いない商品選びに生かしましょう。
 

そもそも幹細胞化粧品の効果とは


幹細胞化粧品といっても、化粧品に幹細胞そのものが入っているわけではありません。幹細胞の培養に使われる培養液が配合されているのです。この培養液には、幹細胞を培養するときに浸出する有用な成長因子や活性物質が多量に含まれていて、この培養液を肌に与えると、加齢や活性酸素の影響で衰えてしまった肌の幹細胞が活性化し、若い肌のように、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンなどの美容成分が再びつくられるようになります。活性酸素を除去する酵素、タンパク質、ビタミンなどが多量に含まれ、配合された化粧品を使用すると、ターンオーバーが回復し、シミ、しわ、たるみの改善、美白などに効果を発揮するほか、肌のハリ、弾力、リフトケア、透明感、潤いが保たれて若々しい肌が再生されるのです。肌の内部から必要な美容成分がつくりだされるので、従来の化粧品のように、美容成分を外から塗りつけて、バリア機能を破壊したりするものとは、根本的に原理が異なります。
 

幹細胞コスメ
                 幹細胞コスメの活性サイクル

 

ヒト幹細胞培養液の効果がダントツ


幹細胞の種類には、植物由来、動物由来、人由来の3つがあります。植物由来では、細胞分裂が活発な種子の胚や茎の付け根などの幹細胞が利用され、抗酸化力や保湿力はありますが、効果は限定的です。動物由来では、羊や豚、馬などの胎盤(プラセンタ)から採取される幹細胞が利用されますが、アレルギーのリスクが否定できないともいわれています。ヒト幹細胞培養液を利用したものは、圧倒的に肌なじみがよく、人由来であるだけにアレルギーの心配もありません。したがって、まず配合されている幹細胞培養液が、ヒト由来のものを選ぶことが重要といえます。
 

幹細胞のドナーは若い健康な女性から採取


元になる幹細胞を採取するドナーは、本人の同意を得た健康な若い女性から採取されます。採取された幹細胞は、遺伝や安全性などの厳重な検査が行われ、合格すれば6ヵ月間凍結保存されます。6ヵ月経過した後に解凍されて、再び厳重な検査が行われたのち、問題がないことが確認されると、はじめて培養が開始されます。その培養液が化粧品の原料になるのです。培養にあたって幹細胞に適当な外敵刺激を与えると、幹細胞から浸出される活性物質がより増加します。このため培養は平坦なシャーレではなく、ローリングボトル方式とよぶ方法で培養されるものが優れています。ボトルを回転させて刺激を与えると、幹細胞は振り落とされまいとボトルの壁面に張り付き、より多くのサイトカイン(細胞間情報伝達物質)やグロースファクター(成長因子や増殖因子)を浸出するのです。これは幹細胞の培養が目的というより、化粧品に最適な培養液をつくることを目的とした培養法です。
 

配合濃度の高いものを選ぶ


おなじ幹細胞培養液であっても、培養液が化粧品の中にどれだけ配合されているかで、効果に大きく影響します。配合量には規制がないので、ほんの少し配合しただけでも幹細胞培養液配合と表現できてしまいます。1%以下でも効果はあり、推奨値は1%以上とされているので、なるべく高濃度のものを選びたいものです。ただ化粧品には配合比率まで記載する義務がないため、ほとんどの商品には濃度まで表示されていません。そこで大事なのが全成分表示における記載順位です。幹細胞培養液の順位がなるべく前の方にあるもの、できれば2、3番目に書かれているものを選ぶことです。それ以下のものは、配合濃度が薄くなるので、効果も限られます。化粧水は濃度がうすめられるので、ヒト幹細胞化粧品を使うなら、美容液かクリームを選ぶとよいでしょう。
 

ぷろろQUEENS美容液
             ヒト幹細胞培養液を高濃度配合のぷろろQUEENS美容液

 

不要なケミカル成分をチェック


つぎにヒト幹細胞培養液以外の配合成分です。一般の化粧品と大差ないほど数十ものさまざまな成分が配合されているものもあります。保湿剤、感触改良剤、溶剤、殺菌剤、抗菌剤、香料、防腐剤などです。幹細胞培養液は原料としてやや不安定な成分なので、化粧品の消費期限である3年間の要件を満たすために最低限の必要はありますが、過剰と思われるほどケミカルが多く配合されているものもあります。これは敏感肌にとって刺激になりかねず、肌の弱い人には不向きです。またトラブルが生じたとき、どの成分が反応したのか分からないので、なるべく配合成分が少ないものが安全で望ましいといえます。ヒト幹細胞培養液の化粧品は、衰えた肌の細胞を活性化させるので、年齢や肌質によって使い分ける必要はありません。

この3月に発売したぷろろ化粧品のヒト幹細胞培養液を高濃度配合したぷろろQUEENS美容液は、基材の水の代わりに白樺樹液を使用し、いずれの条件も満たしている優れた商品で、ご使用者のレビューでも高い評価を得ています。

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