オンナを磨くセルフエステの技法と美容オイル | ぷろろのオーガニックライフ

オンナを磨くセルフエステの技法と美容オイル
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「30秒セルフエステでオンナを磨く」

美しくなるために高級エステサロンに通うのもいいですが、時間もお金をかけずに自分で手軽にできるのがセルフエステです。この技法を開発したのは、プロエステシャンの出口アヤさん。最近3冊目の著書「30秒セルフエステでオンナを磨く」(三笠書房、1300円)が発売され、ビジュアル入りのわかりやすい解説が人気を呼んでいます。いつまでも若々しい美しさを保つ女性の夢を叶えたい人のためにぴったりなセルフエステの技法と、そのための極上のアロマオイルをご紹介します。

高級エステの技法を自宅で簡単に

出口さんは、高額会員制エステサロンの責任者をつとめ、のち東京・麻布十番でエステサロンを開業、女優やモデル、著名人など2万人以上の施術を行いました。しかし手荒れの持病の悪化により引退に追い込まれます。その後、自らの経験と技術を生かす方法がないかと熟慮のすえ、誰にでも簡単に自宅でできる独自のセルフエステを考案しました。現在は国際セルフエステアカデミー代表理事として全国の講演活動やセミナーに奔走し、SNSや著書を通じて普及に努めています。一度身につけてしまえば、高級エステの最高の技が自宅で簡単にできてしまうのです。

表情筋が収縮するとシワやたるみに

人には「怒り、嫌悪、恐怖、喜び、悲しみ、驚き」といった6つの基本感情があり、これは国籍、年齢を問わず同じで、感情は30種類もの表情筋を動かすことで表情に表します。漫画などの登場人物の怒りを表現するとき、こめかみに怒りマークを書いたり、眉を逆さまに描いたり、口をへの字に描いたりしますが、感情と表情は密接につながっていて、感情の動きは微妙な表情筋の動きに反映されます。逆にセルフエステによって表情筋を動かすことで、心の堅さを和らげることもできるといいます。

3分で"しわ"や"たるみ"が消える方法を講演する出口さん
3分で”しわ”や”たるみ”が消える方法を講演する出口さん

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この表情筋を活性化することが美容にとってとても大事なのです。表情筋は動かさずにいると収縮してかたくなり、毛細血管を圧迫し、さらにリンパの流れを滞らせ、シワやたるみにつながるからです。セルフエステで効果を出すには、表情筋を動かすことが軸になります。現代では、パソコンの前に座って行う生活も多くなり、人との対面が少なくなって、表情筋を使うことが少なくなっています。またシワやたるみのもう一つの大きな原因は、肌のハリや弾力を保つのに大切な真皮層のエラスチンやコラーゲンが減少してしまうことです。

エラスチンは20代後半をピークに減少しはじめ、40代から急激に減っていきます。エラスチンの再生には、バランスのよい食事、スキンケアでの保湿、紫外線対策などが重要ですが、時間がかかります。シワやたるみのもう一つの大きな原因は皮ふの土台となる表情筋が衰えることです。表情筋は筋肉なので、日ごろ使われていない表情筋をセルフエステで鍛えることにより、弾力をとり戻して、リフトアップをはかることができるのです。

老け顔のほうれい線を消す方法

ほうれい線は、老け顔のナンバーワンといわれ、見た目年齢が一気にあがるシワです。他人の年齢を判断するとき、「ほうれ線で判断する」ともいわれるほど悩ましいシワですが、セルフエステでほうれい線を消す魔法のテクニックとして、つぎのように述べられています。
「口輪筋、頬周りの筋肉に働きかけ、1日数分間のケアを続けることで、長期的に筋肉を強化でき、消しゴムで消すようにほうれい線を消すことも夢ではなく、見た目年齢はマイナス5歳以上になります。慣れてくれば、お化粧直しのついでに気軽に取り入れることができます。」とあり、3ステップの方法が図解入りで紹介されています。
ほうれい線改善セルフエステのイラスト
ほうれい線改善セルフエステのビジュアルStep1の例

曰く、Step1:①ほうれい線の延長線の一番下に中指もしくは人差し指の先をあて、そこから小鼻に向かって細かく揺らしながら下から上に進みます(これを4回)。このとき反対の支え手は、皮ふを下へ引っ張るように張らせる。
Step2: つぎに小鼻から指1本分離れたところに、骨に入れ込むように両親指の腹を当て、斜め上に向かって5秒ほど圧をかける(これを3回)。
Step3:つぎに中指と薬指の指先を少し曲げ、(小鼻の脇、ほうれい線の湾曲にあわせて当てる)、細かく揺らす(これを8回)。右側を行うときは左手、左側をおこなうとは右手で行うとやりやすい」といった具合です。

セルフエステに極上のアロマオイルを

セルフエステの指でいきなり肌の表情筋をこすると、肌を傷めてしまうリスクがあるのですが、ここで役立つのが、肌にやさしいオーガニックハーブのアロマ用に作られた「ぷろろ化粧オイル」です。指先でくるくる滑るようにマッサージできる極上のオイルです。芳香に癒されながら、皮ふに刺激を与えることなくスムーズにセルフエステができます。

このオイルは、もっともよい時期をみて摘み取ったハーブを、繊細でおだやかな香りとエネルギーを静かにオイルに滲みださせ、そっくりビンに詰め込んでいます。成分バランスを最高の状態で抽出するために熱をかけず、冷浸法という手間のかかるヨーロッパ古代の方法で、エッセンスを浸みださせたものです。ベースオイルに希釈して美容液や化粧下地としても使えます。精油ではないので敏感肌にも刺激なく、自然で穏やかな効果と香りを楽しめる、まさにセルフエステのために開発されたオイルです。目のまわりなど繊細な皮ふのクレンジングにも使えるので便利です。

なお、出口さんのセルフエステの本には、マリオネットラインや眉間など、さまざまな部位のシワやたるみ、首筋や足のむくみ、ぷっくりお腹の改善方法など、全身的な悩みを解消するエステの技法などが惜しみなく紹介されています。
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