知っておきたい化粧品の即効性とリスク | ぷろろのオーガニックライフ

知っておきたい化粧品の即効性とリスク
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即効性のある化粧品のリスク

 
肌にハリが出たり、顔のしわやシミが瞬時に消えて、顔色が明るくなるなど、すぐに効果が出る化粧品に出会って感動したら誰でもその魅力のとりこになって手放せなくなることでしょう。でも使いつづけるうちにバリア機能が破壊されて、肌の水分が徐々に蒸発し、乾燥肌になってしまうとしたらどうでしょうか。このような化粧品の即効性は、化学成分がつくりだすマジックであり、肌の将来に大きなリスクを背負わせるものだということを忘れてはなりません。即効性を示す化粧品はリスクと背中合わせになっているからです。
 

合成成分には毒性がある

石油を原料につくられる化粧品の成分は、いまや1万種類以上にものぼります。これらをうまく組み合わせると、女性をよろこばせるどんなテクスチャーの化粧品でもできてしまいます。現代の多くの化粧品は、さまざまな成分を注入することで一時的に潤って美しくみせるのですが、それを演出する合成成分には、食品添加物と同じように、多かれ少なかれ毒性があります。とくに毒性が強くてアレルギーを引き起こすものは、厚労省が安全なレベルまで濃度を薄めるように配合比率を規制しています。なのですぐにアレルギーがでるわけではありません。しかし、合成成分はほとんど分解しないので、デトックスされないかぎり臓器に蓄積して活性酸素を発生させ、やがてさまざまな病気やガンを誘発する危険性があります。自分のまわりや有名人たちも、いまや亡くなる人のほとんどがガンといってよい状況ではないでしょうか。
 

バリア機能をこわす合成界面活性剤

表皮の角質層にあるバリア機能は、美容成分であろうと、アレルギー物質であろうと、肌の内部に浸透しないように守りを固めています。このためお風呂や海に入っても、体内に水が侵入することはありません。このバリア機能が健全であれば、化粧品の成分も肌の中に入ることはできません。ところが合成界面活性剤を使うと、水と油の層でできてるバリア機能を溶かして、簡単に浸透させることができます。新開発の美容成分は、肌の奥に浸透させることが普通に行われています。肌の自然な生理からすれば、きわめて不自然なことです。これが肌の環境を悪化させ、さまざまな肌トラブルを招く原因になっています。
 

経皮毒は血管から臓器に運ばれる

化粧品は本来、薬事法によって、角質層より奥に浸透してはいけないことになっています。ところが実際には、「肌の深部まで素早く浸透」などと書かれているように、表皮のバリア機能を突きぬけて真皮にまで浸透し、さらに皮下組織の毛細血管に入り込むものもあります。これが経皮毒と呼ばれるものです。

経皮毒とは、皮膚から浸透して毒が体内にはいることをいいます。肌につけた化粧品の化学成分が皮ふをつきぬけて皮下組織に入り込み、毛細血管に流れ込むのです。経皮毒は血流に乗って全身をめぐり、臓器に少しずつ蓄積されていきます。化学成分は脂溶性のものが多いため、人体でも脂肪が多い肝臓や子宮、脳などの臓器に蓄積されやすいとされています。
 

乳がんなどの発がん性リスク

ケミカル化粧品には、一つの成分に一つの働きしかないので、じつに多くの成分が配合されてつくられます。それが植物エキスと決定的に異なるところです。とりわけ有害なのが台所洗剤とおなじ合成界面活性剤です。浸透剤、乳化剤、感触改良剤などさまざまな用途に使われ、いまや2、3千もの種類があり、邪魔になるバリア機能を壊してしまいます。そして有効成分だけでなく他の合成成分もいっしょに肌の奥深くまで浸透させます。最近では植物由来で安全だとするものもありますが、植物が原料でも化学合成されてしまえば、自然界には存在せず、体内で分解できない有害性であることに変わりありません。

合成成分の中には発ガン性が疑われるものがあり、乳ガンや子宮ガンとの関連性を指摘する意見があります。また環境ホルモンが疑われるものは、体内にはいると女性ホルモンの働きに影響してホルモンバランスを崩し、体調を狂わせたり、子宮筋腫や子宮内膜症などの原因になるともいわれています。
 

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肌をこわして浸透する美白化粧品

また浸透させるものに医薬部外品の美白化粧品があります。これは有効成分さえ表記すればよい制度で、全成分表示の義務がなく、どんな成分が使われているかわからないのが一般的です。美白成分は表皮の基底層に働きかけて、メラニン色素の生成を抑え、日焼けを防いだり、漂白して肌を白くみせるのですが、基底層まで浸透させるために合成界面活性剤を使って表皮のバリアを壊しています。

メラニンは紫外線を吸収すると黒く変化し、自ら暗幕になって紫外線を遮り、肌の奥まで紫外線の害が届かないようにしています、ところがメラニンの生成が妨げられると、紫外線を遮るものがなくなるので、もろにダメージが肌の奥に及びます。これが原因不明のさまざまな肌トラブルを引き起こす原因ではないかと推測されます。女性が手を伸ばしたくなるような誘惑に満ちた化粧品には、このようなリスクが隠れていることを知っておかなければなりません。我田引水に聞こえるかもしれませんが、本当にお肌のためを考えるなら、肌の仕組みを壊さず生かしていく、安全な天然成分100%のオーガニック化粧品に勝るものはないのです。
 

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