毛穴の機能と開き
顔の面積1cm四方に20個もあるとされる毛穴。顔の毛穴は細菌やほこりなどからのバリア機能、表皮の潤い、デトックス、体温調節といった美容と健康に欠かせない役割を担っています。
ところが鏡に写った肌に、毛穴がはっきりひらいて見えたり、黒ずんできたりすればショックですよね。いつの間にか開いてしまった毛穴はどう処置すればいいのでしょうか。まずその原因を知り、つぎに原因をとりのぞく正しい改善方法で対処することです。
毛穴の開きの原因
毛穴の開きにはいくつか種類があります。汚れが詰まった毛穴、たるみ毛穴、帯状毛穴、ニキビ毛穴などです。汚れが詰まって黒ずんだ毛穴は、メイク落としや洗顔が不十分なため汚れが毛穴にとどまったものです。水分補給や保湿が不足して肌が乾燥すると、皮脂分泌が活発になって毛穴に詰まりふくらんでしまいます。また加齢により真皮層のコラーゲンやエラスチンが減少すると皮ふがたるんでしまい毛穴が目立つようになり、この毛穴が連結すると帯状毛穴といってシワのようになります。
皮脂の過剰分泌で毛穴がふさがれると、アクネ菌などの悪玉菌が繁殖してニキビ毛穴になります。また紫外線をながく浴びると肌の弾力が失われて毛穴が目立つようになります。ターンオーバーの乱れも原因になります。いずれも元々の原因は不適切な洗顔と乾燥、保湿の不十分さにあります。日ごろの水分補給と保湿がしっかりできていないことが、こうした毛穴トラブルにつながりやすくなるのです。
毛穴の改善方法
毛穴の開きを改善するのに大切なことに、洗顔、保湿、食生活の改善などがあります。洗顔は、できるだけ肌に負担をかけずに潤いを保つこと。強い洗顔料を使うと必要な皮脂まで落としすぎて乾燥肌になってしまいます。なので、朝のクレンジングはやめて石けん洗顔だけにします。夜の洗顔は、日中にさらされた空気中の有害物質やほこり、メイク汚れなどが溜まっていて、また古い角質や皮脂も適度に落とす必要があるので、できるだけクレンジングは避けて、石けんでの洗顔をしっかりするのがよいでしょう。洗顔のまえに蒸しタオルをすると気持ちがよく、毛穴の汚れがほぐれてとれやすくなります。
保湿はとくに大切です。肌が乾燥すると潤いを保つために皮脂が過剰分泌されて毛穴に詰まって広げてしまいます。余分な毛穴の皮脂が汚れや古い角質と混ざりあって酸化して黒ずんだり、ニキビの原因になるのです。洗顔をしたら、化粧水、美容オイルまたは美容液、クリームの順で保湿をていねいに行いましょう。美容オイルはホホバオイルかぷろろの化粧オイルがおすすめです。乳液を使うときは化学成分が含まれていないかチェックします。それぞれ天然成分100%のオーガニックコスメであることが前提です。
食べ物と毛穴のデトックス機能
毛穴には皮脂や汗とともに体内の老廃物を排出するデトックス機能があります。食べ物や嗜好品などに気をつけましょう。糖質や脂肪分、刺激物、食品や飲料に含まれる添加物を摂りすぎないこと、たばこやアルコールを控えること、また同じものばかりの偏食をしないことです。体に不要なものは、余分な皮脂や老廃物として排出されるので、結果的に毛穴を詰まらせたり広げてしまうからです。
なお、ストレスが重なると、ホルモンバランスや交感神経のコントロールが乱れて、代謝機能の低下をまねいて老廃物が毛穴に詰まり、ニキビの原因になったりします。ストレスを溜めすぎないことも大切です。
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