二日酔いの正体とは
アルコールに強い人は、先天的にアルコールを分解する酵素をたくさんもっているといわれています。お酒を飲み過ぎて二日酔いになると頭痛や吐き気を催しますが、これはアルコールを分解する肝臓がアセトアルデヒドを処理しきれず、体に残ってしまうためです。これを補って二日酔いの緩和に役立つものに白樺樹液があります。
アルコールを分解する体の仕組み
お酒を飲むと体の中ではどのように処理されるのでしょうか。まず胃と小腸で吸収され、人体最大の化学処理工場といわれる肝臓へ運ばれます。ここで2段階の処理が行われます。第一段階では、肝臓のアルコール脱水素分解酵素(ADH)が働いて、アセトアルデヒドと水素とに分解されます。このアセトアルデヒドが頭痛や吐き気を引き起こす原因物質です。つぎの第二段階では、アルデヒド脱水素酵素(ALDH)という酵素が働いて、アセトアルデヒドは無害な酢酸と水素に分解され、最終的に炭酸ガスと水になって体外へ放出されます。二日酔いはこのアセトアルデヒドが分解しきれず、体内に残ってしまうものです。アルデヒド脱水素酵素(ALDH)には分解能力に限界があり、アセトアルデヒドの分解にはかなりの時間がかかります。たとえば日本酒5合を分解するのに、およそ25時間もかかってしまいます。このためお酒を飲み過ぎると、翌朝になっても二日酔いが残ってしまうのです。
白樺樹液が活性酸素を無害化
またアルコールを分解するとき、体内に健康を脅かす最大の敵である活性酸素が発生します。代表的な活性酸素は、スーパーオキシドラジカルアニオンが知られています。スーパーオキシドラジカルアニオンは活性酸素の中でも強力なもので、他の分子から電子を強奪して細胞を傷つけ、ガンなどあらゆる病気の原因になります。これを抑え込むのが抗酸化物質であり、白樺樹液が活性酸素を無害化します。それがスーパーオキシドディムスターゼ(SOD)という酵素になります。
白樺樹液で二日酔いが緩和される科学的なメカニズムは必ずしもつまびらかではありませんが、つぎのことが研究で明らかになっています。白樺樹液は、体内に発生する活性酸素スーパーオキシドラジカルアニオンを消去するのです。活性酸素は、保存料などの食品添加物、野菜の残留農薬、化粧品の合成成分、処方された薬、ストレスによっても発生します。白樺樹液はアルコールだけでなく、これらの有害物質を処理する過程で発生する活性酸素を無害化して肝臓の負担を軽減し、私たちの健康を守ってくれるのです。
お酒の強さは体質にある
白樺樹液を飲むタイミングは、お酒を飲む前でも、飲んだ後でもOKです。お酒の機会が多いある人は、夜中にトイレに立ったとき、水の代わりに冷蔵庫から取り出した白樺樹液をコップ1杯飲むといいます。すると二日酔いをせず、朝の目覚めもスッキリして体調がよいそうです。ウィスキーやウォッカ、テキーラのような強いお酒を浴びるように飲んでも平気な欧米人やロシア人。彼らは生まれつきアセトアルデヒドを分解するアルデヒド脱水素酵素(ALDH)をたくさん持っていますが、日本人は体質的にもち合わせが少ないとされています。
アルコールに強い人の場合、肝臓の処理の第一段階で、ALDHの処理能力を超えるアルコールが入ってくると、シトクロムP450という解毒専門の酵素が働いて、肝臓の処理能力をアップさせます。余談ですが、アルコールに強い人はこのシトクロムP450が多すぎて、まれに手術のときに麻酔が効きにくい人がいるということです。シトクロムP450が麻酔薬をアルコールと勘違いして、解毒してしまうのだそうです。お酒に強すぎていざというときこうなってしまうのも考えものですね。白樺樹液で二日酔いを予防するくらいがちょうどよいといえるのかもしれません。
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